きょう2月3日は韓国の旧正月、ソルです。
1月の氷点下10度を下回る厳しい寒波は2月に入り1日から和らぎ、3日のソウルの朝の最低気温は氷点下1度3分、快晴で風もなく穏やかなソルとなりました。
3日午前、高速道路は故郷から早くも帰るUターンと墓参り、それに行楽の車で渋滞する区間が多くなっています。
韓国道路公社の関係者は3日1日だけで35万台の車がソウルに戻ってくると推算しています。
一方、口蹄疫と鳥インフルエンザから種牛と種豚など2万2500頭を保護している京畿道(キョンギド)水原(スウォン)などの国立畜産科学院の職員たちは、施設内からの出入りが禁止されていることから、畜産科学院の中で合同でご先祖さまを祭るチャレを行いました。
法務部は3日午前、刑務所など全国50の矯正施設でおよそ2300人の受刑者が合同でチャレを行い、お雑煮のトックと果物などの食事をともにしたと発表しました。
宗教団体やボランティア団体はソウル駅や永登浦(ヨンドゥンポ)駅前の広場で、旧正月の連休期間中にホームレスなどに無料で食事を配り、防寒衣類などを配っています。
一方、中国の上海にある韓国食の食堂では、中国在住で家族と一緒にソルを過ごせない韓国人の留学生やお年寄りなど数百人に、無料でトックを提供し、集まった韓国人同士が新年のあいさつを交わしていました。