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社会

天安国立畜産科学院も口蹄疫に感染

Write: 2011-02-07 10:58:50Update: 2011-02-07 10:58:50

去年暮れから全国に拡大している家畜の伝染病、口蹄疫が、畜産の心臓部とされる国立畜産科学院にまで広がり、韓国畜産業への打撃が心配される事態になりました。
忠清南道によりますと、天安市の国立畜産科学院が管理している豚について国立獣医科学検疫院が精密検査したところ、5日、口蹄疫の陽性反応が出ました。このため感染が確認されたり、感染に似た症状を見せている豚22頭が処分されました。
国立畜産科学院では、乳牛350頭、豚1650頭、鶏11800匹、アヒル1630匹など多様な種類の種畜資源を保有しています。
国立畜産科学院では、移動による感染を防ぐため職員全員が去年暮れから院内で合宿を続けており、さらに先月4日と28日の2回、予防ワクチン接種を行ったにもかかわらず、口蹄疫に感染したことから防疫体系に疑問を指摘する声があがっています。
先月20日には、ブランド韓牛の優秀な遺伝子の保存や種牛14頭を管理している東部の江原道畜産技術研究センターで口蹄疫が確認されたのに続いて、今度は乳牛や豚などの種畜資源を保有し、家畜の改良事業を行っている国立畜産科学施設でも口蹄疫が発生したことから、韓国畜産業に与える打撃は計り知れない状態です。

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