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社会

スナメリ約100頭の死体 セマングムで発見

Write: 2011-02-09 14:22:19Update: 2011-02-09 15:21:56

韓半島西側の西海に面した全羅北道の干拓地に建設されたセマングム防潮堤の内側で、今月3日からほぼ一週間、ネズミイルカ科の小型イルカ、スナメリ100頭あまりが死んでいたことが確認されました。
海洋警察や地域住民によりますと、今月3日、セマングム防潮堤の内側の砂の上で、スナメリ10頭あまりが死んでいるのが発見されたほか、7~8日にもこの一帯で合わせて90頭に上るのスナメリの死体が発見されたということです。
スナメリは、ネズミイルカ科の小型イルカで、体の色は灰色、体長はおよそ2メートル、韓国では、水深が深く、水温が低い東海岸や西海岸でよくみられますが、セマングム防潮堤一帯でこれほど大規模に死体が発見されたのは今回が初めてです。
海洋警察は、発見されたスナメリに違法捕獲の痕跡がないことから、セマングム防潮堤の内側に入ってきたスナメリの群れが、最近続いた寒波の影響で死亡したものとみています。
一方、セマングム防潮堤の管理に当たっている韓国農漁村公社は、8日、スナメリの死体は12頭しか見つかっていないと発表し、事態の深刻さを隠そうとしているのではないかという疑惑がもたれていましたが、9日には、スナメリ103頭の死亡が確認されたと改めて発表しました。

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