メニューへ 本文へ
Go Top

社会

「韓国もハーグ条約加盟を」 アメリカ子ども親善大使が促す

Write: 2011-02-12 12:46:43Update: 2011-02-12 12:46:43

アメリカの子ども親善大使が、国際結婚が急増する韓国も「国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約」に加盟すべきだと強調しました。
アメリカのスーザン・ジェイカップス子ども親善大使は、10日、ソウルを訪れ、「韓国でも国際結婚が急増し、一方の親が子どもを海外に連れ出してしまうなど誘拐まがいの問題が数多く起こっている」として、ハーグ条約に加盟するよう促しました。
「ハーグ条約」、正式名「国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約」は、親権・養育権を持つ親のもとから、他方の親が、子どもを同意なく国境を越えて連れ去った場合、親権・養育権を持つ親が返還を申し立てると、子どもを元住んでいた国に返し、その国の裁判所が養育権紛争を判決できるようにした国際条約です。
1980年にハーグの国際司法会議で作られ、現在、84カ国が加盟していますが、韓国や、日本、中国、インド、ロシアなどアジアの国々は行政や司法上の様々な理由から批准していません。
これについて、法務部の関係者は、「韓国政府もハーグ条約への加盟には基本的に賛成だが、国内法の整備に時間がかかっている」と話しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >