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社会

KTX脱線事故 ナットの緩みが原因

Write: 2011-02-14 12:20:59Update: 2011-02-14 15:40:19

KTX脱線事故 ナットの緩みが原因

先週11日に、京畿道光明駅の手前で起きた高速鉄道KTXの脱線事故は、車両の欠陥ではなく、線路転換器のナット1個が緩んでいたことが事故につながったものとみられています。
ナットとは機械などの組立に使用されるネジの部品です。
国土海洋部によりますと、事故の原因は、この日の早朝、光明駅の線路転換器の老朽化したケーブルを交換した際、作業員が、直径7ミリのナット1個をしっかり締めなかったためだということです。
作業を終えたあとの点検ではポイントが作動するたびに警告信号が出たものの原因が分からず、修理を後回しにして、ポイントを「直進」のみ可能に設定していました。
国土海洋部の関係者は、「光明駅に入線する大半の列車が直進するため、問題はないと判断したようだ」と、話しています。
しかし、脱線したKTX車両は、釜山から光明駅に到着後、光明駅で乗客を乗せ、再び釜山に引き返すため、ポイントを右側線路に切り替えようとして、事故が起きたということです。当時、韓国鉄道公社の職員は、「直進」のみ可能に設定したことを管制センターに報告していませんでした。
韓国鉄道公社の事故調査委員会は、さらに詳しく事故原因を糾明し、今月末にも正式に調査結果を発表する計画です。

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