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社会

新生児の数 2年ぶりに上昇

Write: 2011-02-23 14:09:02Update: 2011-02-23 14:51:17

新生児の数 2年ぶりに上昇

去年、2010年に生まれた赤ちゃんの数は、前の年の2009年よりおよそ2万5000人増加して2年ぶりの増加となり、1人の女性が生涯に産む子供の数を示す「合計特殊出生率」も1.2人となりました。
統計庁が23日発表した2010年の出生・死亡統計によりますと、2010年の新生児の数は47万人で、前の年の2009年よりおよそ2万5000人増加しました。
新生児の数は、縁起が良いとされる「黄金の豚年」だった2007年に49万3000人と一時的に上昇していましたが、2008年は46万5000人、2009年は44万5000人となり、2年連続減少してきました。
これを受け、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す「合計特殊出所率」も1.22となり、2009年より0.07人増加しました。
統計庁は出生率上昇の背景について、景気低迷で妊娠を控えていた夫婦が景気回復を受けて出産に踏み切ったことや、2010年が60年に1度の縁起が良いとされる「白虎の年」だったことがあると説明しています。
一方、2010年に初めて出産した女性の平均年齢は1年前の2009年より0.24歳上昇した30.09歳で初めて30歳を超え、女性の社会進出などで初産の年齢が徐々に上昇しているということです。

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