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社会

大雨の予想 口蹄疫家畜処分地が心配

Write: 2011-02-26 14:54:46Update: 2011-02-26 14:54:46

口蹄疫(こうていえき)に感染した家畜を埋める処分作業がきちんと行われていないため、土壌や水質の2次汚染が心配されるなか、26日午後遅くから全国で最高80ミリを超える雨の予報が出ていることから、口蹄疫のウイルスが流失するのではないかと心配されています。
気象庁によりますと、北からの冷たい空気と、南西からの暖かく湿った空気が流れ込み、26日から27日にかけて全国的にまとまった雨が降るということです。
予想雨量は、全国的に30ミリから60ミリ、南海岸と智里山、済州島の山間部では80ミリを超える大雨の予報が出されています。
また大雪による被害の復旧作業が完全に終わっていない江原道の山間地域では27日夜から28日にかけて最高30センチの積雪が見込まれています。
このため、全国4400カ所ある口蹄疫の疑いのある家畜の埋め立て処分地では、氷が解ける時期で地盤が緩んでいるうえ、傾斜面のところは今すぐの補強がむずかしいため、埋立地自体が流出する可能性があると心配されています。各自治体は水を除去する作業を行っていますが、今度の雨で埋め立て処分地からの水が川に流れだす可能性もあることから、深刻な被害が心配されています。

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