メニューへ 本文へ
Go Top

社会

白頭山噴火を監視 音波観測所を設置へ

Write: 2011-03-03 14:07:36Update: 2011-03-03 14:08:44

中国と北韓の国境に位置する標高2750メートルの白頭山が、数年以内に噴火する可能性が提起されたことに関連し、気象庁は2日、白頭山の噴火を監視するため音波観測所を設置する計画を明らかにしました。
気象庁のイ・ヒョン地震管理官は、「白頭山の噴火の可能性については、学者によって見解が異なっているが、緊急時に備えて総合対策を設けることにした」として、「まず年内に10億ウォンをかけて多目的用の空中音波観測所一カ所を京畿道(キョンギド)または江原道北部に設置するなど、最終的に全部で3カ所の観測所を設置する計画だ」と述べました。
白頭山は少なくとも2840万年前から火山活動があったとされ、その後もほぼ100年に1度のペースで噴火が繰り返されてきた記録があり、最近、中国の火山学者が、2014年から2015年に白頭山が噴火する可能性を提起したことから、韓国の気象庁が対策に乗り出したものです。
白頭山が噴火した場合、その被害は去年4月ヨーロッパの航空網を麻痺させたアイスランドの火山噴火の規模をはかるに超え、韓半島だけでなくアジア全体に影響が及ぶものと予想されています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >