韓国の高校生の大学進学率が2年連続下がりました。
韓国教育開発院がまとめたところによりますと、去年2010年の大学進学率は79%で、おととしの81.95%より2.9ポイント下がり、2年連続の下落傾向となりました。
大学進学率は1980年には27.2%でしたが、その後、毎年増え続けて、1990年に一時下がったものの、2000年に68%、2005年は82.1%、2008年には最高の83.8%に達していました。
韓国教育開発院は、大学進学率が下がっている背景について、大学卒業者の就職難が著しい中で、大学以外で専門的な教育を受けられる機関が増えており、大学に対する価値観が変わりつつあると分析しています。