日本の東北関東大震災の影響で、韓半島が最大5センチ東側に移動したことがわかりました。
韓国天文研究院は16日、11日に発生した日本の東北関東大震災の影響で、韓半島が最大5センチ東側に移動したことがわかったと明らかにしました。
太平洋プレートと北米プレートが強くぶつかり、独島(ドクト)、日本でいう竹島を含め韓半島全体が東側に移動したということです。
韓国天文研究院がGPS＝全地球測位システムの観測データを分析した結果によりますと、地震発生直後に韓半島の地殻が東側に1～5センチ移動しました。
特に、震源地から近い独島の影響が5.2センチと大きく、ソウルは2.1センチ、大田(テジョン)は2センチ、鬱陵島(ウルルンド)は4センチ東に移動したということです。
韓国天文研究院は、予備分析をもとに、日本本土も地域により2メートル前後東側に移動したことを確認しました。
これに先立ってアメリカ地質調査局も12日、日本本土が東に2.4メートル移動したという分析資料を出しています。
今回の大地震の影響で日本が韓半島から東におよそ2メートル遠くなったことになります。
しかし、地震による地殻変動が一時的なものか、持続的なものかについてはさらなる観測が必要とみられます。