日本の巨大地震からきょう19日で9日目を迎えましたが、被災地に住む韓国人233人の安否は依然として確認できていません。
先週11日の地震発生後、仙台の韓国総領事館に届出があった韓国人の行方不明者は960人あまりにのぼりました。
このうち730人については安全が確認されましたが、いまだ連絡が途絶えたままの韓国人は233人にのぼっています。
14日に死亡が確認された朝鮮籍の在日韓国人を含む2人以外に死亡者の確認もできていません。
所在の分からない233人の中には、津波の影響が出た東北部の海外沿いに住む22世帯、70人あまりが含まれており安否が心配されています。
外交通商部は現在、10人あまりの職員らで構成した迅速対応チームを中心に地域ごとの避難所に韓国人がいるかどうかについて確認を行っています。
また日本政府と協力して犠牲者の中に韓国人が含まれていないかどうかについても把握を急いでいます。