社会
「韓半島近海の海産物に放射能汚染はない」 原子力安全技術院
Write: 2011-03-23 17:33:04 / Update: 2011-03-23 17:33:36
日本の福島原子力発電所付近の海でとれた海産物の放射能汚染が懸念されていますが、韓半島付近の海で去年とれた海産物は安全であることが確認されました。
韓国原子力安全技術院が23日明らかにしたところによりますと、去年、韓半島付近の海でとれた海産物の放射線量を測定したところ、淡水二枚貝から検出されたプルトニウムの放射線量は、1人当たりの淡水二枚貝の摂取量に換算してもX線撮影の際の放射線量の0.05%に過ぎなかったということです。
また、タラやワカメからも、セシウムやプルトニウムなどの放射性物質が検出されたものの、1年間の摂取量に換算しても、それぞれ10万分の1、100万分の1に過ぎないということで、韓半島近海の海は、これまで放射性物質による汚染が全くなかったことが確認されました。
これからについて韓国原子力安全技術院のユン・ジュヨン生活環境放射能評価室長は、「福島原子力発電所から漏れた放射性物質は、まだ韓半島の近海までは達していないと思われる。しかし、市民を安心させるために、今週中にも近海の海産物を採取して分析する」と説明しています。
一方、食品医薬品安全庁は、福島地域で生産された日本産の食品に対し、輸入を全面禁止することについて、23日中に結論を出す方針です。
それによりますと、輸入禁止の対象としてが検討されている地域は、日本の福島県、茨城県、栃木県、群馬県など4つの地域です。
これは、アメリカの食品医薬品局(FDA)が、福島や近隣の地域で生産された野菜や乳製品に対して、輸入を禁止する計画を発表したことに関連しているものとみられます。
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