東北関東大震災発生後、連絡が途絶えていた、日本の東北沿岸地域に住む韓国人18世帯の安全が新たに確認されました。
外交通商部は23日、「これまで連絡が途絶えていた東北沿岸地域の22世帯のうち、18世帯の安全が確認された」と明らかにしました。
地域別では、▲仙台市若林区3世帯▲岩手県大船渡市8世帯▲岩手県陸前高田市1世帯▲宮城県気仙沼市2世帯▲宮城県石巻市4世帯です。
これに先立って19日には、岩手県に住んでいる韓国人で、連絡が途絶えていた在日本大韓民国民団所属の102人のうち97人の安全が確認されています。
これで、地震直後に連絡が途絶えた東北沿岸地域に住む韓国人で、まだ所在が確認されていない人は宮城県石巻市4世帯の10人余りとなりました。
外国通商部の関係者は、「仙台の韓国総領事館を中心とした迅速対応チームが10人あまりの所在を把握するために最善の努力を傾けている」と話しています。
外交通商部はまた、仙台総領事館に連絡が取れないとして届出があった韓国人1028人のうち1006人の安全が23日までに確認されていると説明しました。