26日は、地球温暖化を防ぐために世界自然保護基金の呼びかけで、世界中の人々が、同じ日の同じ時刻に電気を消すキャンペーンの「アース・アワー(Earth Hour)」が行われる日で、ソウルでも一部の照明が消されます。
このキャンペーンは、毎年3月の最終土曜日に1時間、電気を使わないイベントで、世界自然保護基金のオーストラリア支部が2007年にシドニーで初めて実施し、その翌年の2008年からは世界各国がこのイベントに参加しています。
ソウルでは、目立つ施設34カ所をはじめ、高層マンションの63万世帯と20階以上の事務所ビルなどが参加し、26日の夜8時半から9時半にかけての1時間、照明を落とします。
これによって、漢江の12の橋や南山のNソウルタワー、63ビル、COEXの照明が落とされるほか、ホテルや百貨店、ショッピングセンターなど20階以上の建物では、ビルの外観を照らし出す景観照明を30分以上消灯し、室内の照明も10分以上消灯することになっています。
今年は世界の30を超える国々や地域で消灯前に日本の被災地に向けて1分間の黙とうを捧げることにしており、韓国も参加します。