社会
家畜処分地で地下水の汚染を確認 韓国原子力研究院
Write: 2011-03-28 14:36:15 / Update: 2011-03-28 15:38:37
口蹄疫に感染した疑いのある家畜を埋めて処分した地域の地下水で水質汚染を確認した政府研究機関の報告書が、野党議員によって27日、初めて公開されました。
これは韓国原子力研究院が、京畿道(キョンギド)利川(イチョン)市で家畜を埋めて処分した地区の周辺の地下水から、家畜の遺体の成分が検出されたという報告書をまとめていたもので、野党創造韓国党のユ・ウォンイル議員が入手して27日、マスコミに公開しました。
この報告書によりますと、家畜処分地周辺にある農村のビニールハウス3カ所の地下水からたんぱく質やアミノ酸など家畜の遺体から出たとみられる成分が、1リットル当たり最大で3.8ミリグラム検出されたということです。この地域一帯では、今年1月8日に口蹄疫の疑いのある豚9000頭を埋めて処分しており、その後、地下水から強烈な悪臭がするとして村の住民から水質汚染の可能性が提起されていました。
政府研究機関の原子力研究院がまとめた報告書は、埋立地周辺の地下水の調査で汚染が確認された例はないとしていた政府の公式発表を真っ向から覆すものであり、論議を呼ぶものとみられます。
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