社会
「共に生きる力」韓国青少年36カ国中、下から2番目
Write: 2011-03-28 15:18:34 / Update: 2011-03-28 15:18:34
韓国の青少年は、人と「共に生きる力」が世界36カ国のうち下から2番目であることが分かりました。
これは、国際教育協議会が2009年に世界各国の中学2年生およそ14万人を対象に実施した「国際市民意識」調査の結果をもとに韓国教育開発院と韓国青少年政策研究院が分析した36カ国の青少年の「社会的相互作用指標」で分かったものです。
「社会的相互作用指標」は、関係志向性、社会的協力、葛藤管理の3部門について調査したものを数字に表したものです。
それによりますと、韓国は総合点数が1点満点のうち0.31点で36カ国のうち下から2番目の35位でした。
このうち地域社会や学校での自主的活動を評価する「関係志向性」や「社会的協力」ではいずれも0点と最下位だった一方で、対立を民主的に解決する「葛藤管理能力」は0.94点とデンマークに次いで上から2番目に高い結果でした。
これについて、韓国の教育専門家らは、競争で勝ち抜くことを使命とする韓国の入試教育が青少年の価値観や性質に大きな影響を与えているとして懸念を示しました。
さらに韓国の青少年は、政府に対する信頼度が外国の青少年と比べて極めて低く、「政府を信頼する」と答えた青少年は全体の20%と、36カ国平均の62%の3分の1にも満たないことが分かりました。
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