IMF=国際通貨基金は、韓国経済について今年の成長率の見通しは4.5%を維持したものの、物価上昇率は4.5%に上方修正しました。
IMFが11日まとめた世界経済の展望によりますと、韓国経済の成長率の見通しについて、今年は4.5%、来年は4.2%と、今年2月の発表と同じでしたが、消費者物価の上昇率は今年4.5%と予想し、去年10月に出した今年の物価上昇率3.4%に比べて1.1ポイント高くなりました。
またIMFは原油価格と東日本大震災などが世界経済の成長に及ぼす影響はそれほど大きくないと判断しました。
主な世界各国の成長率をみますと、アメリカと日本は今年1月のまとめに比べてそれぞれ0.2ポイント引き下げられたのに対して、カナダは0.5ポイント、ドイツは0.3ポイントそれぞれ上方修正されました。
日本経済については大震災の影響を受けて、今年1.4%と1月の予想より0.2ポイント引き下げましたが、来年は2.1%と0.3ポイント上方修正しました。
IMFは世界経済について「回復の兆しが堅調に見えているが、地域別に回復のスピードが違っている。先進諸国は金融市場の改善などで回復に向かっているものの、その傾向は弱く、失業率も高い水準である。それに比べて新興国は需要が増加して景気が回復に向かっており、一部では過熱気味もみられる」としています。