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社会

また口蹄疫発生 慶尚北道の養豚農家

Write: 2011-04-18 13:14:47Update: 2011-04-18 13:14:47

また口蹄疫発生 慶尚北道の養豚農家

韓国南東の慶尚北道(キョンサンブクド)永川(ヨンチョン)の養豚農家で、ワクチン接種を行ったにも拘らず、また口蹄疫が発生しました。
韓国では、去年11月末以降全国的に猛威をふるっていた口蹄疫の拡散が、その後ワクチン接種などで事実上収束し、家畜の移動制限がすべて解除され今月8日からは全国で家畜市場が再開されていました。
しかし、農林水産食品部は17日、口蹄疫に感染した疑いがあるとして16日に届出があった慶尚北道(キョンサンブクド)永川(ヨンチョン)市クムホ邑の養豚農家の飼育豚6頭について検査したところ、口蹄疫の陽性反応が出たことを確認しました。
このため農林水産食品部は、この養豚農家で飼育されている豚67頭のうち、感染が確認された6頭を処分するとともに、周辺農家の飼育豚についてはワクチンの追加接種を指示しました。
口蹄疫の発生は、最後の処分から27日ぶりで、今回すでにワクチンを接種していた豚からこれまでと同じO型の口蹄疫が発生したことから畜産農家では「予防ワクチンも信頼できなくなった」として不安の声があがっています。
また慶尚北道永川市では、さらにH5N1型の高病原性鳥インフルエンザの発生も確認されました。このため永川市オス洞の養鶏農場など3カ所で飼育されている鶏3万1000羽を処分するとともに、道は、感染が確認された農家を中心に半径10キロ以内の家畜の移動を制限し、防疫作業に力を入れています。慶尚北道では今年に入って高病原性鳥インフルエンザの発生がすでに4件確認されています。

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