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社会

朝鮮王室儀軌還収委員会 22日に日本の衆議院訪問

Write: 2011-04-21 11:05:28Update: 2011-04-21 11:05:28

朝鮮王室儀軌還収委員会 22日に日本の衆議院訪問

文化財返還運動を展開している市民団体「朝鮮王室儀軌還収委員会」が朝鮮王室儀軌の返還に向けた活動の一環として今月22日に日本の衆議院を訪問します。
「朝鮮王室儀軌還収委員会」は20日、日本植民地時代に日本に持ち出され、宮内庁に保管されている、朝鮮王朝時代の主要行事を記した書物、朝鮮王室儀軌返還運動の一環として、今月22日に日本の衆議院を訪問すると明らかにしました。
委員会によりますと、朝鮮王室儀軌の返還批准審査を行う衆議院外務委員会に参考人の資格で出席するということです。
衆議院外務委員会は22日に朝鮮王室儀軌の返還に関する審査を行い、25日当たりに返還するかどうかを決定し、さらに参議院で来月10日に最終的な決議を行う予定です。
還収委員会事務処長の慧門(ヘムン)和尚は、「李明博(イ・ミョンバク)大統領が5月21日に訪日するため、それまでに解決できるとみている。5月末か6月初めには返還されるだろう」との見通しを示しました。
朝鮮王室儀軌をめぐっては、菅直人首相が去年8月に韓日併合100年に際しての談話で返還を表明しており、去年11月には両国首脳が朝鮮王室儀軌など図書返還協定を締結しています。
一方、共同通信の20日の報道では、自民党の外交部会がこの図書返還協定の審議に反対することを決めたということで、見通しに不透明さが出てきています。

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