アメリカのカーター元大統領が今月26日から28日までの3日間、北韓を訪れ、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と会談することで事前に合意したもようです。これは北韓消息筋が20日に京郷(キョンヒャン)新聞とのインタビューで明らかにしたもので、カーター氏側の関係者が先月平壌(ピョンヤン)を訪れ、金正日国防委員長との会談で取り上げる議題や訪問日程について協議してきたいうことです。
この消息筋は、「カーター元大統領の北韓訪問は事実上北韓が招請しており、金正日国防委員長の健康に特別な問題がない限り、90%以上会談するという返答を得ていると聞いている」と述べました。
北韓訪問団にはカーター元大統領のほか、人権専門家のアハティサーリ元フィンランド大統領、ロビンソン元アイルランド大統領などが含まれています。
北韓訪問団と金正日国防委員長との会談では、北韓の人権や食糧事情、南北関係、米朝関係などについて話し合われるもようで、特に、金正日国防委員長は、カーター元大統領との会談の際に、去年11月の韓国延坪(ヨンピョン)島への砲撃と2008年に金剛山(クムガンサン)で起きた韓国人観光客射殺事件について直接謝罪の意を示し、非核化に向けた意志を確認するものとみられるということです。
消息筋は、「カーター北韓訪問団は、訪朝を終えたあと28日に専用機で韓半島西側の西海に出て、ソウル入りする計画だが、韓国政府が消極的な姿勢を見せており、実現するかどうかはわからない」としています。