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社会

政府 古里原子力発電所1号機の安全点検着手へ

Write: 2011-04-21 15:44:36Update: 2011-04-21 16:07:32

政府 古里原子力発電所1号機の安全点検着手へ

政府は、今月12日に稼動が停止し、現在再稼動が止められている古里(コリ)原子力発電所1号機の精密点検に直ちに着手する方針を明らかにしました。
教育科学技術部は21日、古里原子力発電所の運営会社、韓国水力原子力が古里原子力発電所1号機に対する安全点検を求めてきたことから、早期に安全性を徹底的に確認する方針であることを明らかにしました。
点検は、福島第一原発事故以降、韓国国内の原子力施設を点検するために立ち上げられた安全点検団と原子力安全技術院の専門家によって行い、結果は、韓国国内の原子力施設安全点検の結果と一緒に原子力安全委員会の審議を経て発表されるということです。
韓国で初めて建設された原子力発電所、古里原子力発電所1号機は、2008年に30年の設計寿命が終わり、その後運転がさらに10年延長されましたが、今月12日に電力系のトラブルで稼動が停止しており、安全性を懸念して閉鎖を求める声があがっています。
原子力発電所でトラブルが起きた場合、原子力安全技術院が安全性を判断し、教育科学技術部が再稼動するかどうかを決めることになっていますが、韓国水力原子力は、古里原子力発電所1号機が今月12日に運転を停止した際、単純な事故であるとして、独自に判断し、翌日に再稼動の日程を発表するなど手順を守っていませんでした。
こうしたことから、原子力安全技術院が調査を行った結果、1号機の再稼動を無期限延長したもので、韓国水力原子力のずさんな対応を非難する声が上がっています。

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