教育科学技術部と韓国史編纂委員会、歴史教育課程開発推進委員会は22日、ソウル市内の国立中央博物館で、「歴史教育強化対策」を共同で発表しました。
それによりますと、「生徒が韓国の歴史と文化を学び、領土に関する認識を高めるために、歴史教科書により未来志向的な内容を多く盛り込み、韓国史と世界史を連携して学べるようにする」ということです。
また、2012年度から高校に入学する生徒は、現在は選択科目になっている韓国史を必須科目とし、文系、理系などの区分と関係なく、すべての生徒は卒業するまでに韓国史を85時間程度履修しなければなりません。
さらに、大学の入試でも韓国史の比重を大きくすることにし、大学にも勧告することにしました。
さらに各種の公務員試験でも韓国史の比重が大きくなります。
5級以上の公務員の採用試験で韓国史能力検定試験の結果を反映することにし、事実上、韓国史が必須の試験科目になります。