国連の世界食糧計画= WFPは、北韓に対して緊急食糧支援活動を開始すると発表しました。
世界食糧計画は29日、声明を出し、「最近、北韓の食糧実態を調べたところ、食糧不足で数百万人の健康が脅かされているという結論に達した。とくに女性と子どもの栄養状態を改善するために支援し、食糧が必要な所に行き届いているかどうか、厳しくモニタリングしていく」と述べました。
世界食糧計画は、これから1年間に2億ドルをかけて、穀物など350万人分の食糧を北韓に送る方針で、毎月、北韓の400あまりの地域にスタッフを派遣し、食糧の分配が適切に行われているかどうか、チェックするとしています。
北韓は、去年、冬の厳しい冷え込みによる収穫量の減少と、食糧輸入のための資金の不足などで慢性的に食糧不足の状態になっており、世界食糧計画と食糧農業機関=FAOは先月、北韓で実態調査を行い、支援が必要だとする勧告をしていました。