少子化と高齢化で青少年の人口が年々減っている中で、韓国人男性と外国人女性との国際結婚によって生まれた子どもは大幅に増えていることが分かりました。
統計庁がまとめた青少年統計によりますと、今年の韓国の総人口4898万人のうち、9歳から24歳までの青少年人口は1014万人で、前の年に比べて1.4%減りました。
これによって総人口のうち青少年が占める割合は20.7%となり、1978年の36.9%をピークに年々減り続けています。
一方、国際結婚によって生まれた6歳から21歳までの学齢人口は増え続けており、去年は3万40人と、5年前の2005年の6100人に比べてほぼ5倍に増加しました。
また青少年の死亡原因は「自殺」が15.3%で最も高く、次いで交通事故(8.4%)でした。
15歳から24歳までの若者の最も大きな悩みは「勉強(38.6%)」と「就職(22.9%)」で、「結婚はすべきだ」と考えている人の割合は57.7%に止まり、2006年の61.4%をさらに下回って50%台に落ち込みました。