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社会

「三星と中東諸国大使館を爆破」 脅迫メール届く

Write: 2011-05-03 15:00:14Update: 2011-05-03 15:00:14

「三星と中東諸国大使館を爆破」 脅迫メール届く

韓国の三星(サムソン)グループの本社ビルと、ソウルの中東諸国の大使館を爆破すると脅迫する電子メールが三星グループのカナダ法人に届き、警察が爆発物の探知作業を行っています。
警察庁の対テロセンターによりますと、2日未明、三星グループのカナダ法人に英語で書かれた電子メールが送られてきました。
その内容は「三星グループの本社と韓国に駐在しているトルコ、パキスタン、サウジアラビア、イラン、オマーン、バーレーン、ヨルダン、シリア、エジプトの大使館に2日から6日の間に爆発物をしかけて爆破させる」というものです。
このメールは、アメリカ同時多発テロ事件の首謀者とされるオサマ・ビンラディン容疑者が殺害されたニュースが伝えられた直後の、カナダ時間で2日午前4時28分にアラブ系の名前とみられる人物の名前で送られてきました。
韓国の警察庁は三星からの届出を受けて、3日午前7時半過ぎから機動隊員など50人をソウル市瑞草(ソチョ)区にある三星ビルに派遣して、爆発物の探知作業を行ったほか、ソウルにある中東諸国の大使館に電子メールの内容を伝えて周辺の警備を強化しています。
警察ではしかし、電子メールに書かれている9か国のうち、バーレーンとシリアは韓国に大使館を置いていないことから、計画されたテロの可能性は低いとみています。

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