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社会

青少年の幸福指数 OECD加盟国中最下位

Write: 2011-05-04 14:18:08Update: 2011-05-04 15:01:41

青少年の幸福指数 OECD加盟国中最下位

韓国の青少年が感じる幸福度は、OECD=経済協力開発機構の加盟国のうち最も低いという調査結果が発表されました。
韓国方定煥(バン・ジョンファン)財団と延世(ヨンセ)大学社会発展研究所は、5日の子供の日にちなんで、全国の小学校4年生から高校3年生の児童・生徒6410人を対象に、幸福度についてアンケート調査を行い、4日、その結果を発表しました。
それによりますと、韓国の青少年が感じる「主観的な幸福指数」は65.98点で、OECDやWHO=世界保健機関がそれぞれ行った同じ調査結果と比べますと、OECD加盟国の平均の100点を大きく下回り、最下位だということです。
「主観的な幸福指数」は、「主観的な健康度」や「学校生活の満足度」、「所属感」、「寂しさ」など6つの項目を、アンケート調査の応答率で数値化したもので、韓国は2009年の調査で64.3点、昨年は65.1点と、3年連続でOECDの中で最下位でした。
一方、児童・生徒の学習評価と生活様式の項目では、韓国はどちらもOECD加盟国のうち最も高い点数となったほか、「物質的幸福」が4位、「保健と安全」が13位でした。
また韓国の青少年の「主観的な幸福指数」をみますと、幸せは小学校4年生の時に最も感じて、高学年になるにつれて低くなっているほか、幸せな生活のための要素に欠かせないものとして「家族」を挙げた応答者の幸福度が相対的に高くなっているということです。
これについて調査を担当した延世大学のヨム・ユシク教授は、「韓国の青少年の幸福度が低い背景には、家族や友達と深いきずなが持てないという現状がある。家族とより緊密なきずなを築くことで、幸福度はさらに高くなると思う」と説明しています。

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