今年で9回目となるソウルの代表的なお祭り、「ハイ・ソウル・フェスティバル」が、今年は5月5日から10日までの6日間、汝矣島(ヨイド)の漢江(ハンガン)公園や明洞(ミョンドン)などで開かれます。
今年の「ハイ・ソウル・フェスティバル」には、世界11か国から47の団体が参加し、およそ300回にわたって無言劇・ノンバーバル公演を行います。
開幕日の5日には、ソウル市庁前広場で一般市民が自由に参加できる大規模な打楽器のコンサートが開かれるほか、汝矣島の漢江公園に設けられた3つの舞台では、世界11か国から47の団体が49本の作品を公演します。
「ハイ・ソウル・フェスティバル」の全ての公演は、無料で観覧することができます。
一方、釜山(プサン)市は、かつて朝鮮国王が江戸幕府に派遣した「朝鮮通信使」の最後の派遣から200年となることを記念し、5日から8日まで釜山市内で「朝鮮通信使祭り」を開催します。
今回のお祭りのハイライトとなる7日の「朝鮮通信使パレード」には、釜山の芸能団体や市民に加え、日本の福岡、長崎、広島などからも地域の芸能団体が参加する予定です。
また、東日本大震災の復興を支援するための寄付イベントや中学生100人が参加するクイズ大会、韓日歌謡大会なども開かれます。