社会
高校の第二外国語 日本語・中国語に偏る
Write: 2011-05-09 11:38:45 / Update: 2011-05-09 11:38:45
ソウル市内の高校で実施されている第二外国語の授業は、日本語と中国語に偏っていることが分かりました。
ソウル市教育庁8日発表した高校での選択科目資料によりますと、一般系高校222校のうち、第二外国語の選択科目として日本語の授業を行っている高校は88.3%の196校、中国語は79.3%の176校にのぼっています。
一方、ドイツ語は27校、フランス語は41校でいずれも10%台に留まっており、ロシア語やアラビア語の授業を行っている高校は、一校もありません。
このように高校での第二外国語の授業が日本語や中国語に偏っているのは、同じ漢字文化圏であるため学び安く、就職に役立つという点が背景にあるものとみられていますが、専門家の間からは、グローバル時代にバランスの取れた世界観を持つために、学校教育で、より多様な外国語を取り入れることが求められるという指摘が出ています。
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