このところ事故や故障が相次ぎ、車両メーカーにリコール要請が行われるなどの波紋が広がっているKTXについて、
コレール=韓国鉄道公社は、安全点検のため、民間の専門家を迎え入れることにしました。
コレールが16日、明らかにしたところによりますと、KTXの安全を点検するため、外部の民間専門家による鉄道安全委員会を設け、技術的な欠陥を含む鉄道の安全全般について徹底的に点検を行う方針だということです。
この鉄道安全委員会は、教授や鉄道関連専門機関の研究者や企業家ら20人あまりで構成され、今月中にも調査に取り掛かることにしています。
韓国高速鉄道KTXは、フランスのTGVを導入して2004年に開通し、去年3月からは韓国製の新しい車両のKTX山川号が運行を始めています。