1978年に大邱(テグ)近くの米軍基地内に大量の枯れ葉剤を埋めたと発言したアメリカの退役軍人は、KBSの取材に対して「埋めた場所はヘリコプター係留場だった」と当時の状況を詳しく証言しました。
1970年代に韓国駐留アメリカ軍として慶尚北道(キョンサンブクド)漆谷(チルゴク)郡にあるアメリカ軍基地、キャンプ・キャロルで重装備を担当していたアメリカの退役軍人スティーブ・ハウスさんは、アリゾナ州の自宅でKBSの取材に応じました。
ハウスさんはこの席で、同僚と3人で基地の後門近くにあるヘリコプター係留場周辺に幅270メートル、深さ8メートルの大きさで地面を掘り、そこに部隊に保管中だった枯れ葉剤のドラム缶250個を埋めたと述べました。
そして、その後も1978年10月までに全国のアメリカ軍基地から運ばれてきた有毒物のドラム缶を埋める作業が続いたということです。
これについて1960年代から70年代にかけてキャンプ・キャロルで勤務した韓国人男性は、別のマスコミの取材に対し、「基地内には枯れ葉剤のほかにも、トラック10台分の化学薬品が保管されており、出入りの際には放射線量のチェックを受けていた」と述べました。
枯れ葉剤を埋めたという報道について、韓国駐留アメリカ軍のシャープ司令官は20日、「現在、記録を検討中だが、キャンプ・キャロルに枯れ葉剤が貯蔵・移動されたという証拠は見当たらない。もし化学物質が発見されれば、適切な方法で処理されるだろう」と述べました。