盧武鉉（ノ・ムヒョン）前大統領の2周忌を控えて、この週末、ソウル市庁前広場や前大統領が亡くなる直前まで住んでいた慶尚南道（キョンサンナムド）金海（キンヘ）市烽下（ボンハ）マウルなどでは追悼行事が行われます。
盧武鉉前大統領は2003年から5年間、韓国の第16代大統領をつとめ、退任後、親族や側近の不正疑惑が相次いで浮上したおととし5月23日、自宅近くの山の岩から飛び降りて命を絶ちました。
故盧武鉉前大統領を偲んで、ソウル市庁前広場では、21日午後2時から写真展、文化祭、前大統領の側近4人のトーク、バンドの公演などが行われます。
また近くの王宮、徳寿宮（トクスグン）の正門、大漢門には23日夜まで焼香所が設けられます。
故盧武鉉前大統領が住んでいた烽下マウルでは22日、「トーク･コンサート」が行われ、ここでも故盧武鉉前大統領の側近や野党・民主党の関係者が参加し、23日に追悼式を行うとしています。
また木浦（モッポ）や全州（チョンジュ）、イギリスのロンドンなどでも追悼の文化祭や展示会などが行われる予定です。