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社会

エンジン部品会社のスト 警官隊投入で収束

Write: 2011-05-25 11:02:00Update: 2011-05-25 17:21:20

エンジン部品会社のスト 警官隊投入で収束

今月18日からストライキに入り、生産を中断していた自動車エンジン部品メーカーの「柳成企業」に警官隊が投入され、ストライキは収束しました。
警察は、24日午後4時、会社側の要請を受け、組合員およそ500人が占拠していた柳成企業の工場に2500人あまりの警官隊を投入して、30分後には組合員およそ300人を連行しました。
警察は、連行した組合員を対象に、業務妨害法の疑いで調べるほか、今回のストライキを主導した疑いで逮捕状が出されている組合の幹部の身柄を確保するとともに、組合の事務室に対する押収捜索を行い、違法ストライキかどうかを調査しています。
柳成企業の会社側と非組合員の従業員は、工場を再稼動させ、これで柳成企業のエンジン部品の不足で工程の一部の稼動を中断していた現代自動車など大手自動車メーカーは、まもなく作業を再開するものとみられます。
しかし今回のストライキの原因となった2交代勤務と賃金制度の見直しをめぐっては、労使間の意見の隔たりが縮まらず、依然として対立の火種を残しています。
これについて、柳成企業の労働組合が所属している民主労総=全国民主労働組合総連盟は、「合法的なストライキに警官隊を投入して強制解散させた会社側と政府当局は、責任を取らなければならない」と反発し、今後、政府に対する闘争を強める姿勢を示しました。

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