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社会

2003年以前返還の米軍基地も調査 国防部

Write: 2011-05-27 15:43:02Update: 2011-05-27 16:26:19

国防部は27日、2003年以前に環境調査をしないまま韓国側に返還された元在韓米軍基地の環境調査を進めるためのチームを設けたと発表しました。
国防部の関係者によりますと、このチームは国防部施設企画官を長とし、31日に会議を開き、今後の調査計画などを決めるということです。
国防部はこれに先立って、25日にはアメリカ政府に対して元米軍基地の建物の配置などに関する資料の提供を要請したということで、この資料が到着次第、さらに具体的な調査の対象を決めることにしています。
2003年以前に返還されたアメリカ軍基地は85ヶ所です。
米軍基地を返還する際には、2003年に改正された「環境に関する特別覚書」で、アメリカ側が基地内を浄化するということになっていますが、とりわけの義務付けはありませんでした。
一方、問題となっているアメリカ軍基地のキャンプ・キャロル付近の地下水からダイオキシンの成分が検出されたことが分かりました。
POSTEC、浦項工科大学が22日に慶尚北道の依頼を受けて、基地周辺の3ヶ所の地下水を採取して検査したところ、ダイオキシンと疑われる成分が検出されたということですが、正確な成分は精密検査を行った後で判別できるということです。
ただ、 慶尚北道は、韓米共同調査団の調査が始まっていることから、共同調査団の調査結果が出るまでは精密検査の結果を公表しない方針を決めました。

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