韓国で暮らす外国人がこの5年間で1.5倍に増え、国籍も多様になっていることが、統計庁がまとめた「2010年人口住宅調査」の結果、明らかになりました。
それによりますと、韓国に3か月以上居住している外国人は、合わせて59万人で、5年前より1.5倍増えています。
国籍別にみますと、30人以上が居住している国は合わせて90か国に上っています。
国籍別には、朝鮮族を含む中国が29万9000人、50.8%で、全体の半数以上を占め、次いで、ベトナム10.1%、アメリカ7.1%、フィリピン4.2%、日本とインドネシアがそれぞれおよそ1万7000人で2.9%、タイ2.7%、モンゴル2.4%、ウズベキスタンと台湾が同じく1.9%となっています。
また韓国で3か月以上暮らす居住者の数が30人を上回る国は、合わせて90カ国で、30人未満やその他で分類される国まで合わせますと、ほぼすべての国籍の外国人が韓国で暮らしていることになります。