韓国の警察官の数が初めて10万人を上回りました。
これによって警察官一人あたりの負担人口は492人と、統計を取り始めて以来最も低くなっています。
警察庁がまとめた「警察統計年報」によりますと、日本で一番下の階級の巡査に当たる「巡警」から、全国の警察を指揮する警察庁長、日本でいう警察庁長官の階級の「治安総監」にいたるまでの韓国の職業警察官は、去年末の時点で、10万1108人とおととしの9万9554人より1.6%増え、初めて10万人を超えました
これは、デモ鎮圧機動隊の戦闘警察や海洋警察は除外したものです。
このように警察官が増えたことで、警察官一人あたりで受け持つことになる人口は492人と過去最低となりました。
しかし、イギリス381人、アメリカ354人、ドイツ310人、フランス273人と比べますと、依然高いレベルです。
また女性の警察官が占める割合は、6830人で6.8%となり、年々上昇していますが、先進国と比べますと依然低くなっています。