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社会

10日に大規模集会か 大学授業料の半額化求め

Write: 2011-06-08 14:04:21Update: 2011-06-09 09:59:46

10日に大規模集会か 大学授業料の半額化求め

ソウルでは、政府に対して授業料を半額にするよう求める大学生の集会が連日開かれていますが、参加者の学生らが今週10日に大規模の集会を開く計画を示し、警察との衝突につながるのではないかと、懸念する声が高まっています。
学生たちの集会は、ソウル都心の光化門(クァンファムン)広場で5月29日に始まり、今月7日には大学生1500人が参加するなど広がりをみせています。
警察は、集会の参加者が道路を違法に占拠する恐れがあるとして、7日夕方からは光化門広場や周辺の清渓(チョンゲ)広場などでの集会を禁じ、これに反発した大学生らが近くのソウル市長前広場や繁華街の明洞(ミョンドン)一帯に街頭行進を試み、双方の間で一時的に緊張が高まりました。
結局、夜11時頃に大学生自らがすすんで解散したため、大きな衝突はありませんでした。
しかし、集会をリードしている「韓国大学生連合」が、1987年6月10日に民主化を求めて全国的に展開されたことにちなんで、10日に大規模のろうそく集会を開く計画を示しているほか、ソウルにある高麗(コリョ)大学、西江(ソガン)大学、梨花(イファ)女子大学、淑明(スクミョン)女子大学の4つの大学校の総学生会が同盟休業して10日の集会に参加する考えを示しています。
また一部の市民団体や野党も10日の集会に積極的に参加する方針を示しており、集会の参加者らと警察が衝突する事態を懸念する声が高まっています。
大学授業料の半額引き下げについては、李明博(イ・ミョンバク)大統領が大統領選挙の際に公約に掲げた経緯があります。

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