6か国協議の韓国首席代表を務める魏聖洛平和交渉本部長は9日、訪問先の中国で、中国の首席代表の武大偉韓半島問題特別代表と会談し、6か国協議再開について意見を交わしました。
魏聖洛本部長は会談で、韓国が提案した、南北間の対話、米朝協議、6か国協議再開という、6か国協議再開に向けた3段階のプロセスは中国も含め関係国の同意を得たもので、依然として有効だと説明し、北韓が韓国との対話に真しに取り組むよう促すなど、議長国の中国が3段階のプロセスを積極的に進めるよう求めました。
これに対して、武大偉特別代表は、北韓が韓国との対話を中断するなど強硬な立場を崩していないだけに、南北間の対話を実現させるのは難しいのではないかとして、南北間の対話を含む3段階のプロセスにこだわることに難色を示したということです。
北京の外交筋によりますと、北韓の国防委員会が先月30日に韓国政府とは対話しないとする声明を発表し、今月1日には南北首脳会談をめぐる秘密接触を暴露するなどしているのは、南北間の対話の実現を難しくすることによって、中国に対して3段階のプロセスに対する考えを変化させる狙いがあると見られています。
一方、アメリカのキャンベル米国務次官補とロシアのログビノフ核問題特命大使が韓国を訪問中で、10日には魏聖洛平和交渉本部長に会い、6カ国協議再開などについて意見を交換しました。