韓国人の半数以上は冠婚葬祭のなかで最も改善が必要なのは、婚礼だと考えていることが分かりました。
女性家族部傘下の韓国女性政策研究院は先月、全国から選ばれた1000人を対象にアンケート調査を行いました。
それによりますと、「冠婚葬祭のうち最も改善が必要な部分」について、「婚礼」が56%で半数を超え、継いで「祭礼」24%、「葬式」12%の順でした。
そして婚礼の問題点を具体的にあげてもらったところ、「行過ぎた費用」が56%で最も多く、「決まりきった形式」15%、「新郎新婦が住む住居の費用負担」が14%でした。
一方、旧正月や秋夕などの「祭礼」については、「やり方をめぐって家族の間で意見の対立があったか」という質問に対して、「あった」が48%もありました。
また祖父母らが亡くなった日に家庭で行う「祭祀」については、「あまり役に立たない」という否定的な意見が29%ありました。