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社会

「急性重症肺疾患」の原因究明へ 保健当局が研究開始

Write: 2011-06-15 13:22:40Update: 2011-06-15 17:53:42

「急性重症肺疾患」の原因究明へ 保健当局が研究開始

原因不明のウィルスによる「急性重症肺疾患」が、主に出産前後の女性の間で多発していることから、保健当局は、原因究明のため、学界と連携して大規模な研究を行うことを決めました。
この問題については、4月から治療を受けていた30代の女性が14日死亡し、発病した12人の患者のうち4人までが死亡する事態となっています。
保健福祉部の疾病管理本部は、これを受け、全ての関連学界が参加する緊急会議を開き、政府の支援の下でこの急性重症肺疾患の原因究明に向けた大規模な研究を行う方針を、14日、明らかにしました。
それによりますと、まず、全国規模の実態調査を行って状況を正確に把握し、疾患の特性をまとめるとともに、患者を対象に行った検査を分析するなどして、長期間に渡って本格的な原因の究明に当たるということです。
ソウル峨山(アサン)病院のコ・ユンソク教授は、「現在の段階では、この急性重症肺疾患が感染性の疾患である可能性は極めて低いとみられるが、全ての可能性を考慮して研究していく方針だ」と説明しています。
これについて保健当局は、この急性重症肺疾患の原因究明には、少なくとも1年以上かかるだろうと予想しています。

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