在韓アメリカ軍のシャープ司令官は、20日、韓国に戦術核兵器を再配備する必要はないとする見解を示しました。
シャープ司令官は、20日ソウル市内のホテルで開かれた韓国軍主催のセミナーで演説し、「北韓の核問題が解決するまでの間、期限付きで韓国に戦術核兵器を再配備してはどうか」という予備役陸軍中将の質問に対して、「北韓による核攻撃の脅威に対抗して、韓国に戦術核兵器を再配備する必要は全くない」と述べました。
シャープ司令官は、「アメリカは韓国に対して確固とした核抑止力を提供している」とした上で、「戦術核兵器を再配備しなくても、世界各国に展開しているアメリカの軍事資産で北韓による核攻撃の脅威を十分に防御できると思う」と強調しました。
韓国では、1958年から韓国駐留アメリカ軍が戦術核兵器数百基を配備していましたが、1991年12月に南北が共同で採択した「韓半島非核化宣言」以後、すべて撤去されました。