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サイエンス

幹細胞利用した初の治療剤 安全審査終え近く認可へ

Write: 2011-06-24 14:52:17Update: 2011-06-24 14:52:17

幹細胞利用した初の治療剤 安全審査終え近く認可へ

幹細胞を利用して作った心筋梗塞治療剤が許可に必要なすべての審査を終え、世界初の幹細胞治療剤として認可される見通しです。
これは韓国の食品医薬品安全庁が24日、発表したもので、審査を通った新薬「Hearticellgram-AMI」は韓国のFCB-PHARMICELL社が開発した急性心筋梗塞の治療剤です。
この治療剤は3月に食品医薬品安全庁による安全性や有効性などの審査を通り、このほど、試験方法、製造管理、品質管理の基準の審査を通過しました。
新薬認可までには各種の書類の確認など行政的な手続きだけが残っており、来週中にも新薬の認可が下りて、幹細胞を利用した世界で初めての治療剤になる見通しです。
FCB-PHARMICELL社はこの他にも幹細胞を利用した急性脳梗塞、慢性脊髄損傷の治療剤の開発を進めているなど、韓国では現在、五つのバイオ関連会社が幹細胞を利用した14種の治療剤の開発を進めており、今後、幹細胞を利用した治療剤が次々と出ててくるものと期待されています。

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