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社会

白血病で死亡の三星電子職員 産業災害認定の判決

Write: 2011-06-24 14:52:58Update: 2011-06-24 14:52:58

白血病で死亡の三星電子職員 産業災害認定の判決

三星電子の半導体工場の元従業員が白血病で死亡した問題について、ソウル行政裁判所は23日、工場勤務と白血病の因果関係を認める判決を言い渡しました。
ソウル行政裁判所は、白血病で死亡した元職員の遺族らが勤労福祉公団を相手に遺族給与や葬儀費用などを求めた訴訟で、産業災害として認め、遺族給与や葬儀費用を支給するよう命じました。
ソウル行政裁判所は、「産業災害補償保険法上、疾病または死亡が業務と因果関係があることを医学的かつ明白に立証する必要はなく、業務の内容と疾病または死亡の間に因果関係があると推断できる場合は立証されたものと見るべきだ」と指摘しました。
また、「白血病で死亡した職員が勤務していた半導体工場では発がん物質に指定されている化学物質が使われており、長時間に渡ってこの化学物質に露出されていた可能性がある」と指摘しました。
三星電子の産業災害については、同じような趣旨で元職員7人が訴訟を起こしており、今回の判決はこれらの訴訟にも影響を及ぼすものと見られます。

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