人気5人組グループのビッグンバンのメンバー、テソンさんが、ソウル市内で乗用車を運転中に事故を起こし、道路交通法違反の疑いで警察の取調べを受けていましたが、警察当局は24日、死亡したオートバイの運転者はテソンさんの車に惹かれて死亡に至ったとする判断を示しました。
この事故は先月31日未明に起きたもので、単独で事故を起こし、道路に倒れていたオートバイの運転者をテソンさんの車が轢いたものです。
当初、オートバイの運転者が単独で起こした事故によってすでに死亡していたのか、テソンさんの車に轢かれたため死亡したのかはっきりしていませんでしたが、警察は、オートバイの運転者が酒を飲んだ状態で運転中に街灯に頭をぶつけて倒れていた状態でテソンの車に轢かれたが、車に惹かれる前まで生きていた可能性が高く、オートバイの運転者が死亡したのはテソンさんの車に轢かれたためと見るべきだとしました。
警察は、防犯カメラに映った映像を分析した結果、テソンさんの車は規定速度を20キロオーバーした時速80キロで走行していたとしています。
警察は、テソンさんが前方注意義務を怠り、被害者を死亡させたとして、交通事故処理特例法違反で近く検察に送致する方針です。