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社会

台風5号が北上 梅雨前線活発化し大雨

Write: 2011-06-25 13:38:00Update: 2011-06-25 13:38:00

台風5号が北上 梅雨前線活発化し大雨

東シナ海を北上している台風5号と韓半島に停滞している梅雨前線の影響で、26日にかけて強い雨が降るものとみられ、気象庁は集中豪雨による土砂崩れや浸水などに注意するよう呼びかけています。
韓半島は梅雨前線が停滞しているため、23日夜から中部内陸地方を中心に大雨が降り続いており、降り始めから25日午前9時までの雨量は、忠清南道(チュンチョンナムド)鶏龍(ケリョン)市で312ミリに達したのをはじめ、太田(テジョン)市で246ミリなどとなっています。
慶尚北道(キョンサンブクド)尚州(サンジュ)市では、農作業をしていた85歳の男性が、また忠清北道(チュンチョンブクド)堤川(チェチョン)市では、水遊びをしていた28歳の男性が、それぞれ行方不明になりました。
また農地500ヘクタールが浸水する被害が出ています。
気象庁は、台風5号は勢力を強めながら25日午前中に済州島の南海上に北上したうえ、25日夜から26日未明にかけて中部地方に上陸する可能性が高いとしています。
この台風5号と梅雨前線の活動で全国的に大雨になり、南西部の全羅南道、全羅北道、忠清南道では雷と突風を伴った強い雨が降ると予想しています。
雨はさらに70ミリから200ミリ降ると予想されていますが、300ミリを超える所もあり、時間雨量が30ミリを超える場合は、土砂崩れや浸水などへの注意が必要です。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は24日午後、中央災害安全対策本部を訪れ、梅雨前線と台風による大雨について、今年冬に発生した口蹄疫(こうていえき)で処分した家畜を埋めた場所や4大河川整備事業の工事現場、浸水が予想される地域などへの対策に力を入れるよう指示しました。

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