女子の大学進学率が2年連続で男子を上回りました。
統計庁が発表した報告書「統計からみる女性の暮らし」によりますと、去年2010年の女子の大学進学率は80.5%で、男子の77.6%を2年連続で上回りました。
大学進学率の男女の格差は、2009年はわずか0.8ポイントでしたが、2010年は2.9ポイントと、3倍以上広がりました。
また女性の専門職への進出も目立って増えており、たとえば、女性漢方医の比重は1980年にはわずか2.4%でしたが、2009年には16.4%と7倍近く増えました。
また去年、国家試験で女性の占める割合は、行政試験が47.7%、司法試験が41.5%と、半数近くなっており、今年の場合、外務試験では女性が55.2%と半数を超えました。
このように大学進学率の上昇や、経済活動への参加が高くなったこともあり去年の女性の平均初婚年齢は28.9歳と、20年前より4.1歳高くなっています。