今年に入って事故や故障が相次いでいる高速鉄道KTXで、今度はソウル発釜山行きの列車が、京畿道(キョンギド)光明駅に入る途中、車輪から煙を出し停車する事故がありました。
1日午後5時30分にソウル駅を出発した釜山行きのKTX151号が、20分後の5時50分頃、京畿道・光明駅に入る途中、煙が出て停車する事故がありました。
この事故で乗客700人あまりは光明駅で待機していた別の列車に乗り換え、17分遅れで釜山に向けて出発しました。
韓国鉄道公社によりますと、煙が出たのは5号車と6号車の間の車輪部分だとしていますが、煙が出た原因については今後詳しく調べることにしています。
今年2月には、線路転換器のナット1個が緩んでいたことが原因で、人命被害はありませんでしたが光明駅の手前でKTXが脱線する事故がありました。