フランスから返還された朝鮮王朝の「外奎章閣図書」の一部が4日、マスコミに初めて公開されました。
国立中央博物館は4日午前、朝鮮王室の婚礼や葬礼、王の墓や宮殿の築造と関連した図書5点をマスコミに公開しました。
このうち3点は、韓国には存在しない貴重な図書です。
1866年にフランスの艦隊が朝鮮を攻撃した際、江華島から略奪していった外奎章閣図書297冊は、去年11月に李明博大統領とサルコジ大統領が、5年単位の貸与更新の形で事実上、韓国に返還することで合意し今年4月14日から5月27日までに4回にかけて韓国に返還され、現在、国立中央博物館に保管されています。
国立中央博物館は今月19日から9月18日まで、特別展を開き、外奎章閣図書を一般に公開する計画です。