韓国はOECD=経済協力開発機構の加盟国のうち、超高速無線インターネットの普及率が最も高いことが分かりました。
OECDが5日まとめた統計によりますと、韓国のモバイル・ブロードバンドの加入者数は去年末で4540万人となっており、普及率でみますと、OECD平均の41.6%に比べて2倍を超える89.8%と、調査対象となった34か国のうち1位でした。
モバイル・ブロードバンドは移動性と早い伝送速度を合わせ持った超高速無線インターネット・サービスを意味するもので、韓国に次いで普及率が高かった国はフィンランド(84.8%)、スウェーデン(92.9%)、ノルウェー(79.9%)、日本(76.7%)の順でした。
報告書では「スマートフォンとタブレッド型パソコンへの人気の高まりがモバイル・ブロードバンドの成長を牽引している。手ごろなモバイルデータ料金制度とサービス拡大、IPTVなど有線と無線を合わせたサービス増加がモバイル・ブロードバンドを広げる重要なポイントになる」と説明しています。