全体の世帯の中で2人で住んでいる世帯が最も多いことが分かりました。
統計庁がまとめた「2010人口住宅総調査」によりますと、2010年10月の時点で、家族構成員が夫婦2人など、2人世帯は420万5000世帯で、全体の24.3%を占めました。
1990年以降2005年までは4人世帯が最も多くを占めていました。
2人世帯が最も多くを占めたのはこれが初めてです。
次に多かったのは1人世帯で23.9%、4人世帯22.5%の順でした。
2人世帯が増えたのは、親子2世代が一緒に住むケースが減り、高齢化や低出生などの影響で夫婦2人世帯が増えているためです。
また、高齢化によって独り住まいの高齢者が増え、1人世帯も増えています。
一方、住居形態を見ますと、マンションなど集合住宅に住んでいる世帯が816万9000世帯で全体の47.1%を占め、初めて一戸建て住宅39.6%よりも多くなりました。