韓国とアメリカの軍当局は、北韓のさらなる挑発に備えて広範囲な対応策を今年新たに設けたことが明らかになりました。
これは、来週離任する在韓アメリカ軍司令部のシャープ司令官が、アメリカのウォールストリートジャーナルと7日にソウルで行った会見で述べたものです。それによりますと、「去年の哨戒艦沈没事件と延坪(ヨンピョン)島砲撃以後、韓国とアメリカは定例の高官級協議をさらに強化し、北韓の挑発に備えた新たな対応策を設けた。これには、韓半島情勢が悪化した場合に備えて、即時的な対応と、長期的な対応策などが盛り込まれており、韓米両国にとって満足のいく内容になっている」ということです。
ウォールストリートジャーナルは、去年11月の北韓による延坪(ヨンピョン)島砲撃以後、アメリカの軍内部では、北韓が再び挑発を仕掛けてきた場合、韓国がアメリカを排除し単独で対応攻撃に乗り出すのではないかと懸念する声が提起されたと指摘しました。
ところで、来週14日に帰国するシャープ司令官に対して、ソウル市は、韓国の防衛能力向上に寄与した功労を認め、名誉市民として委嘱することを決め、5日、授与式を行いました。
シャープ司令官はアメリカ陸軍士官学校出身で、1996年から3年間、韓米連合軍司令部の補佐官などを歴任した後、2008年から再び韓国に赴任していました。